悪徳出会い系に多くみられる料金システム「自動後払い制」!?
悪徳出会い系に多い料金システム「自動後払い制」。
その実態と、なぜ悪質とされるのかについて、今回はご説明していきます。
目次
ポイントがマイナスになる!?
悪徳出会い系によく見られる自動後払い制では、いつの間にかポイントがマイナスになってしまうという現象が起きることがあります。
これはどういうことかといいますと、最初に貰えるお試しポイントを使い終わると、何のお知らせや確認もないままに自動的にマイナスへと切り替わる為、出会い系ユーザーも違和感のないままに出会いを楽しんでしまっていることが多いためです。後になって、マイナスになったポイント分の料金請求が来て驚くという利用者も少なくないようです。
当サイトで掲載している安全に出会える優良出会い系(ポイント制)でも、登録時に無料お試しポイントが貰えるサイトは多いのですが、こちらはその無料ポイントがなくなり次第、その後の利用はポイントを購入しなければできないという安心の前払い制を採用しています。
有料ポイント制で無料お試しポイント付きというところまで一緒でも、この先払い制なのか自動後払い制なのかによって、安全度は全く違ってくるということですから注意が必要です。
説明が曖昧であったり、知らないうちに登録された場合は払わなくても良いことが多い
自動後払いによる詐欺や被害を防ぐ為の法律があります。電子消費者契約法です。それによると、自動後払いのような料金システムの場合は、消費者である相手(出会い系サイトでいうとサイト利用者)に対して、明確な説明をしなくてはなりません。
分かりづらい説明や、説明が書かれている箇所が見つけづらいなどの姑息な手を使っての詐欺は無効となることが多いのです。さらにそれだけではなく、「今から行うアクションによって料金が発生しますがよろしいですか?」のような再度、購入の確認を消費者に対して行わなくてはいけないということが法律で決められているのです。消費者がそれに同意しなければ、契約は成立しないのですから、悪質サイトのほとんどは実際は払わなくても良いというケースがほとんどなのです。
もちろん、知らない間に登録されていた(明確な説明のない登録したサイトと違う出会い系に同時登録も含めて)という場合も、同様に払わなくても良いということになります。
一度払ってしまった利用者は再び狙われやすい
悪質な出会い系や悪徳業者の情報というのは、ネットやメディアでも公開されたりしていることなどから、引っ掛からない人も多くなってきています。無視をすれば良い・不安なら消費者センターや警察、法律家に相談すれば良いという知識を持った利用者が増えてきているのです。
それでは、なぜそうした詐欺はなくならないのかという疑問が出てくるかと思いますが、これは、そうした情報をまだキャッチできていない情報に弱い人達がいる為であり、まだまだ稼げる市場であると悪徳業者らに狙われ続けているからなのです。悔しいですがこれが事実です。
そして、そうした悪質サイトによる料金請求で一度でも払ってしまうと、いいカモと目をつけられ、大量の迷惑メールが送られてきたり、もっと大きな額の料金請求が脅し文句と共にメールで送られてくるということに成り兼ねませんので注意してください。
万が一、既にそのような状況になってしまっているという人は、アドレスを変更してしまうのも簡単ですし、有効的ですが、不安が残るという人がほとんどだと思いますから、その場合はすぐに消費者センター、警察、法律家などに相談して対策をとるようにしましょう。その方が精神的にも安心感を得られます。
狙われやすいのは高齢者だけではない
先ほど、情報に弱い人達が狙われているというお話をしましたが、被害者には若年層もたくさんいます。そして、児童と呼ばれるような18歳未満の男女もそれに含まれているのが実態です。当サイトに載っているような優良出会い系とは違い、多くの悪質出会い系で見られる特徴として年齢確認なしで異性とのやり取り(実際はサクラとのやり取り)ができるというのがありまして、その為、18歳未満の児童が餌食となってしまっている現実があるのです。
さらにこの位の年齢層では親に知られたくないというのがあり、料金請求の脅しメールにいとも簡単に折れてしまい、自分の貯めていたお小遣いなどで払える料金なら払ってしまい、目をつけられ事態が悪化してから親が気づくという不幸が起きやすいのです。身近に出会いに興味を持つ年齢の児童がいる人は、そういったインターネットの危険性について、それとなくでも教えてあげるということも防止策として有効かと思います。
後記
こうした悪質な請求、悪徳業社による詐欺に遭う被害者を減らしていくためには、根気よく手口や被害の実態を周知させていく他にないと思っています。
新たな詐欺の手口を見つけ次第、情報を公開していこうと思っていますので、それらの情報を提供してくださるという方は、当サイトにどしどしお寄せください。その際、提供していただいた内容の真偽を確かめた後、記事に反映させていただく場合があることをご了承ください。